マダニ

久しぶりの "気になった事Blog" です。 今回は「マダニ」について。

NHKニュースでこんな記事が出ています。 
「ダニ媒介の感染症 死者4人に」

見出しを見て少しびっくりしました。家ダニではなく、野原・薮など外にいるダニだそうです。
え〜っ外で運動出来ない?!
でも読んでみると、今まで気をつけてた通りで大丈夫そうです。

単純に、山に登る時も外で運動する時も、その場所で苦痛にならない格好が一番良いのではないかと思いました

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農作業や野山に入る際の 注意点について、「マダニは特殊な環境ではなく、身近なところに潜んでいることを念頭に置いて、服装はダニが比較的つきにくいナイロン製の衣類にするな ど、工夫してほしい。また、ダニが多くいる道の脇の草むらや、やぶなどにむやみに入らないようにし、農作業などから帰ったあとは入浴して体にダニがついて いないか確認してほしい神経質になりすぎず、あくまでこれまでやってきた範囲のことでかまわない」と指摘しています。 
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子供の頃、お婆ちゃんが農作業している姿を思い出しました。

記事に書いてあるように、みんなそうゆう場所へ行く時は、自然と気をつけていましたよね。
私は、運動する時は必ず速乾性の衣類を着ます。気持ち悪いですし、 服がなかなか乾かないと、夏でもそれで風邪をひくからです。特に山は夏でも気温の変化が激しいので、動くときは冬でも暖かく、乾きやすいものを身につけます。


ちなみにマダニってこんな虫です。
  ヒトを吸血中のシュルツェマダニ

Wikipediaより

一度口器を差し込んだマダニは、吸血が終わるまで1 - 2週間程度は体から離れないそうです。

吸血されたときの対処(ヒトの場合)

そこで無理にマダニを引き抜こうとすると、体液の逆流を招いたり、体内にマダニの頭部が残ってしまう可能性がある。細菌感染の恐れがあるため、マダニを発見したら出来るだけ早く皮膚科を 受診したほうが良い。場合によっては、切開してマダニを除去するほかないが、それが一番確実である。
 また、マダニが体から自然に脱離した場合でも、医療機関を受診する。虫体を写真を撮ったりして医療者に吸血されたことを伝える。
  
人を刺した時はこんな感じだそうです。あんまり見たく無いのでリンクでどうぞ。



自分の身体は自分で守ります。

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NHKニュースより
ダニ媒介の感染症 死者4人に(全文)
 先月、国内で初めて確認されたダニが媒介するウイルスによる新たな感染症で、去年夏、広島県の成人の男性1人が死亡していたことが国立感染症研究所の検査で新たに分かりました。
これでこの感染症による死者は4人になりました。
厚生労働省によりますと、新たに感染が確認されたのは、広島県の成人の男性1人です。
この男性は、去年夏、発熱などの症状が出て入院し、発症からおよそ10日後に死亡したということで、国立感染症研究所が血液を調べたところ、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」を引き起こすウイルスが検出されたということです。
このウイルスは、去年秋、山口県の成人女性1人が感染し死亡していたことが、先月、国内では初めて確認されたほか、愛媛県と宮崎県の成人男性合わせて2人が死亡していて、これでこの感染症による死者は4人になりました。
4人はいずれも感染が疑われる期間の渡航歴はなかったということで、厚生労働省は国内でダニにかまれて感染したとみています。
国立感染症研究所にはこのほかこの感染症が疑われる4人の患者の血液が送られてきており、検査を進めているということです。
ウイルスを媒介するダニは、衣類や寝具など家の中に生息するダニとは種類が異なり、国内でも屋外に広く分布するマダニです。
マダニは春から秋にかけて活動が活発になるということで、厚生労働省は、草むらなどマダニが多く生息する場所では長袖、長ズボンを着用し、かまれないよう注意を呼びかけています。

 マダニ むやみに恐れず対策を(全文)

先月、国内で初めて確認された、ウイルスによる新たな感染症、SFTSを媒介するマダニは、春から秋にかけて活発になりますが、専門家は「むやみに恐れず、できる範囲の対策で十分だ」と話しています。
ダニの研究が専門の福井大学の高田伸弘シニアフェローは「ダニが媒介するヒトの病気はいくつかある が、SFTSもほかの病気と同じように昔から日本にあったと考えられる。重篤なケースばかり表に出ているが、感染しても発症していない人がかなりいるとみ られ、むやみに恐れなくてもいい。生活スタイルを変える必要はなく、できる範囲の対策で十分だ」と話しています。
そして、農作業や野山に入る際の 注意点について、「マダニは特殊な環境ではなく、身近なところに潜んでいることを念頭に置いて、服装はダニが比較的つきにくいナイロン製の衣類にするな ど、工夫してほしい。また、ダニが多くいる道の脇の草むらや、やぶなどにむやみに入らないようにし、農作業などから帰ったあとは入浴して体にダニがついて いないか確認してほしい。神経質になりすぎず、あくまでこれまでやってきた範囲のことでかまわない」と指摘しています。
 

 


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